サイトナカ

心理学と旅

好きなアーティストが有名になるとファンが冷める理由を心理分析してみた

プロフィール 編集 削除

こんにちは!

 

突然ですが、あなたや周りの人で

「好きだったアイドル、有名になったから冷めちゃった。」

「応援してたバンド、売れる前の方が好きだったな~。」

という人はいませんか?

 

好きなアーティストが有名になるとファンが冷める

 

という現象。

けっこうあるあるですよね。

 

今回、大学で現役心理学学部生の私が、この

「好きなアーティストが有名になるとファンが冷める理由」

について考察してみました。

 

※私は専門家ではありません。

1つの考え方としてご覧ください。

 もし気分を害されたら申し訳ありません。

 

 

 

私の考えでは、この現象は

最適弁別性理論(Brewer,1991)

に基づいています。

 

簡単に説明すると、

人間は、集団に対するの2つの欲求

  • 同化欲求
   他者と似ている所を求める欲求
   「みんなと一緒がいい!」
  • 差異化欲求
   他者との違いを求める欲求
   「自分の個性を出したい!」

を持っているという理論です。

 
この相反する欲求2つを同時に満たすような
ちょうどいい規模の集団と自分を重ねたいのです。
 
人は「自分は○○のメンバーの一員なんだ!」と感じたいのです。
 あなたもきっと思っていますよね。
 
ある集団と自分を重ねれば、自分はメンバーと似ていることになります。
すると「同化欲求」は満たされます。
 
しかし、メンバーが自分と似ていると自分の個性が目立ちにくくなります。
すると「差異化欲求」が脅かされることになります。
 
 
欲求がぶつかってしまっている…!
どのようにこの問題を解決するか。
 
 
「他の集団に比べて、自分の集団はユニークだ」
という感覚をもつ方法があります。
 
すると

 

「自分には似ている仲間がいて、しかも他の集団より個性的だ!」
という気持ちになり、「同化欲求」と「差異化欲求」を同時に満たすことができます。
 
ここで本題。
自分と重ねる集団がどんどん大きくなるとどうなるか。
(アーティストのファンが増えすぎると元々のファンはどう感じるか。)
 
 
「以前はイケてる集団のメンバーだったのに、ダサい集団のメンバーになってしまった」
と感じるのです。
 
周りの他者は皆自分と同じであるため「同化欲求」は満たされます。
しかし集団自体のユニークさを確認することが難しくなり
「差異化欲求」が満たされないことになるのです。
 
こうして、元々のアーティストのファンは
「有名になりすぎちゃったからファンをやめよう」
という気持ちになり、ファン集団と自分を重ねなくなるのです。
 
こうして、
 「アーティストが有名になるとファンが冷める」
という現象が発生しているのだと考えました。
 
 
 
いかがだったでしょうか。
 
 
マイナーすぎる集団も嫌、メジャーすぎる集団も嫌という私たち。

自分にとって丁度いい集団は大切にしたいですね。